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「難敵」生活感を打破する工夫

2025.2.10

 

「難敵」生活感を打破する工夫

 

リビングダイニングキッチンは、常に使用する場所であり、

来客をもてなす場所でもあるため、家の中で最もこだわりたい空間です。

しかし、常に過ごす場所であるがゆえに、「生活感」が色濃く現れやすいのも事実です。

 

そのため、今回はこだわりを持って作り上げたリビングダイニングキッチンを、

常にスタイリッシュで洗練された空間に保つための「生活感」を打破する工夫についてご紹介します。

この工夫は、シンプルノートの大きな特徴の一つであり、

大きく分けて2つの方法がありますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

 

 

1つ目の工夫:キッチン周りから生活感を消す工夫

 

現在、対面式キッチンが一般的となっており、

ダイニングやリビングから見える範囲は、キッチンの手元を隠すためにカウンターを設置したり、

背面に収納スペースを設けたりしています。

しかし、これらのスペースは、少し油断すると、物を置いたり貼ったりする場所になりやすいのです。

 

たとえば、キッチン前のカウンターは床から1メートル〜1メートル10センチの高さが一般的で、

この高さは物を置くのに非常に便利です。

結果として、調味料や日常的に使用する生活用品が無意識に置かれてしまい、

それが続くことで、リビングやダイニングから見える景色が「生活感」で溢れかえることになります。

 

また、冷蔵庫は通常、キッチンの背面に設置されますが、

冷蔵庫は磁石で物を貼り付けることができるため、

ゴミの日程表や学校からの連絡など、つい貼ってしまうことが多いのではないでしょうか。

 

さらに、レンジや炊飯器などの周りにも、よく使うものを出しっぱなしにしがちです。

これらが重なり合うことで、リビングダイニングキッチンの空間から、おしゃれさが失われてしまうのです。

 

 

 

解決策:物を置けないカウンターと隠す収納

 

 

このように、キッチン前のカウンターに物を置いてしまうのであれば、

最初から物が置けないように設計するのが効果的です。

具体的には、カウンターを薄型にし、単なる手元を隠す役割にすることで、

置きたい物があっても置けないようにします。

 

また、冷蔵庫や家電を、リビングやダイニングから見えない場所に配置することも効果的です。

これにより、どれだけ物を貼っても「生活感」を隠すことができ、

毎日細かく片付ける手間を省くことができます。

 

シンプルノートでは、キッチンの背面に大きなパントリーを設け、

そこに冷蔵庫や家電を配置するスタイルを提案します。

 

このパントリーにより、キッチン背面がすっきりとし、

リビングやダイニングから見えない場所に壁が作られるため、

ゴミの日程表や学校の連絡網、子どもたちが作った作品なども貼ったり置いたりでき、生活感を感じさせません。

 

もちろん、パントリーを設けることで家電までの距離が遠くなるという欠点もありますが、

これは生活の優先順位に合わせてご判断していただければと思います。

 

次回は、

リビングダイニングキッチンの生活感を打破するためのもう一つの工夫についてお伝えする予定です。

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